
上高地〜徳沢の間は、ニリンソウが数多く咲いていました。
まさに、ニリンソウロードと言った感じでした。
明神を過ぎて、古池という所がありますが、ここはその中でも特に群落が素晴らし
かったです。
このニリンソウは、スプリングエフェメラルの植物に分類されます。
スプリングエフェメラルとは、直訳すると、春の儚いものという意味です。
春先に花をつけ、初夏まで葉をつけると、真夏以降は地下で過ごす一連の草花の総称
です。周りの木の葉が茂る前の光のある内に光合成をして生きようという戦略です。
ニリンソウの他に咲いていた花は、サンカヨウ(咲き始め)、ハシリドコロ、エンレ
イソウ、シロバナエンレイソウ等等でした。
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